Tシャツ生地を利用したヘッドホンカバー・防音用イヤーマフカバーの自作方法を静止画と動画で公開しました

長期間使い続けたヘッドホン、イヤーパッドがぼろぼろで、見苦しい状態になっていませんか?
ヘッドホンの機種によってはイヤーパッドを交換するためにメーカーへ修理に出す必要がありますし、そこそこお値段が張ります。
普段からお仕事にヘッドホンを利用している場合、なるべく愛機を手元に置いておきたいものですよね。
そんなあなたに、今回はTシャツ生地でのヘッドホンカバー・防音用イヤーマフカバーの自作方法をご紹介します。
最後までお付き合いいただけたら、幸いです。
(2021年7月7日追記)
読者の方より「防音用イヤーマフカバーとしても使えますね」とご連絡いただきましたので、一部加筆・修正しております。
注意
掲載した作品は、個人で楽しんでいただくことを前提に制作しております。
掲載作品もしくは類似品の全部または一部を商品化するなどし、販売等することは、その手段・目的に関わらずお断りしております。
あらかじめ、ご了承ください。
目次
用意するもの
ミシン
家庭用でも職業用でもOK
4本糸ロックミシンまたは複合機のロックミシン
今回は2本糸タイプでは対応できません。布地が薄ければ3本糸タイプでも対応可能です
ほかに必要な道具です
縫い針・まち針・とじ針、糸切りばさみ、裁ちばさみ、またはロータリーカッター、ルレット、両面チャコペーパー、紙切りばさみ、巻き尺、ノギス、ものさし、油性ペン、ヘアアイロン
必要な材料です
Tシャツ生地、細い丸ゴム、網おさえゴム、熱収縮チューブ、ニット用のミシン糸、ロックミシン糸、しつけ糸
作り方手順
1 イヤーパッドの採寸をします
計測する箇所は、外周 内周 耳との接触面の幅、厚みです。
2 採寸結果を基に型紙を作ります
縦の長さ=イヤーパッド厚み×2+イヤーパッド幅+2cm
横の長さ=イヤーパッド外周+3cm
縫いしろ:周囲に各1cmずつ
ゴム入管口:縫いしろから1cmの所で1cm幅で印を付けます。、
製図が終わったら、型紙を切りましょう
3 網おさえゴムは、油性ペンで2箇所に印を付けます
網おさえゴムの印を付ける箇所=(イヤーパッドの内周(cm)+6cm程度)×2箇所
4 熱収縮チューブを2~3cm程度の長さに切ります
左右とも1本ずつ、計2本、用意します。
5 布を裁ちましょう
布を動かさずに自分が動くことで、布を正確に裁つことができます。
6 型紙の指示どおりに布に印を付けましょう
布を動かさずに自分が動くことで、印が正確に付けられます。
7 布地の長いほうの辺、2箇所に縁かがりをします
8 布地を中表にして縦半分に折り、短いほうの辺にまち針を打ちます
9 ロックミシンで縫い合わせます
縫い終わったら、糸端(空環)を始末します。
10 アイロンで縫いしろ部分の2箇所を折ります
11 細い丸ゴムを入れる縫いしろ部分を、直線ミシンで縫います
縫い始めと縫い終わりは返し縫いをします
12 網おさえゴムを挟み込み、まち針を打ちます
13 まち針を打った箇所に、しつけ糸でしつけをかけます
14 押え金をファスナー押さえに取り換え、まち針を抜いて直線ミシンで縫います
縫い始めと縫い終わりは返し縫いをします。
15 網おさえゴムの印を付けた箇所を引っ張り出し、網おさえゴムを印を付けた箇所で切ります
16 熱収縮チューブの両端に網おさえゴムの両端を突っ込み、ヘアアイロンを熱収縮チューブに当てます
網おさえゴムが輪になります。
17 ゴム入管口へ、輪っかになった網おさえゴムを入れ込みます
18 細い丸ゴムを、網おさえゴムを入れたほうとは反対側のゴム入管口から入れます
19 ヘッドホンに制作途中のヘッドホンカバーをかぶせます
20 細い丸ゴムを固結びして、好みの長さに切ります
21 片方、完成です
もう1つ、同じように作りましょう
22 完成品をヘッドホンにかぶせたところです
別でご紹介しているガーゼで作ったものよりも、肌触りが柔らかく、優しい感じがします。
洗い替え用に何枚か作ると、清潔にイヤーパッドを保つことができます。
動画による解説
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、あなたの何かに役立てば幸いです。
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