ケバ取り、ケバを残した素起こし、それぞれ起こし方の注意点

こんにちは。カナ文字工房です。
今回は「ケバ取り、ケバを残した素起こし、それぞれ起こし方の注意点」というテーマで、話を進めていきます。
ケバ取りの場合、ケバを残した素起こし表記によって注意点は違います。
あくまで私個人的な理解ではありますが、この記事を最後まで読むとケバ取りの場合、ケバを残した素起こし表記の注意点が理解できるようになりますので、お付き合いいただけるとうれしいです。
ケバ取りする場合、そもそも何がケバであるかを理解しておく
ケバとは、えー、あー、あのー、などの無意味語、口ぐせ、言いよどみ、繰り返し出てくる言葉などのことです。(ちなみに、無意味語は英語ではフィラーと呼ばれています)
ケバとなる言葉を理解しておくことで省く言葉がわかり、作業が速くなります。
無意味語
・えー、あのー、そのー、えーと、うーんと
口ぐせとして出やすい言葉
・何て言ったらいいんだろう
・要するに
・やっぱり
・だから
・なんか
ほか、繰り返し出てくる言葉は意味が分かる程度に省きます。
・どんどん、どんどん、どんどん、どんどん → どんどん、どんどん
・若いとき上京、私は学校へ行くのに上京しました。 → 若いとき、私は学校へ行くのに上京しました。
ケバを付けた、素起こしの注意点
ケバを付けた、素起こしでは限界までしっかりと音声を聞いて、聞き漏らしがないように注意深く音声を2回、3回と聞き直して発話を文字にしていきます。
「聞き漏らしてなるものか!」と食らいついていく粘り強さが必要です。
言ってみれば、昭和の精神論みたいな感じでしょうか。
聞こえにくい音声であれば、音声編集をするか、外付けイコライザーを使って、なるべく聞きやすい音声にして作業することで、完全ではないものの、聞き漏らしを防ぐことができます。
そのほかは、根性で仕事をしていくしかないのかなというのが私個人の感想です。
ケバについて学習できる書籍は、以下が参考になりますのでご覧いただけたらうれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、あなたの何かに役立てば幸いです。