ATOKの単語登録辞書を追加すると、さまざまな仕事用の辞書を作成できます

こんにちは。カナ文字工房です。
今回は「ATOKの単語登録辞書を追加すると、さまざまな仕事用の辞書を作成できます」というテーマで、話を進めていきます。
この記事を最後まで読むと、Atokで単語登録辞書をお仕事ごとに切り替えられるようにする設定方法が分かりますので、ぜひご覧ください。
ATOKの単語登録辞書を追加するメリット
・いくつもの表記辞書を使い分けてお仕事をする場合、表記の間違いを防ぎます(記者ハンドブックと標準用字用例辞書など)
・テープ起こし・文字起こしとは別に本業がある場合、業種独特の変換間違いが起こりにくくできます
・不明瞭箇所の印、同じキーに登録会社ごとの印を設定可能(同じ動作で違う印を設定できるため、迷いが減る)
ATOKのさまざまな使い方例を参考記事として載せていますので、こちらもどうぞご覧ください。
・素早く入力するために私が工夫していること
・カタカナ語の表記にご用心ください
ATOKのアップデート前に、必ず単語登録辞書データを保存しましょう!
数年に一度、ATOKのアップデートがあるのですが、アップデート前に必ずそれぞれの単語登録データをテキストデータなどで出力して保存しておきましょう。
以前、単語登録データを保存せずアップデートしたら、ATOK Sync同期用プロパティの辞書以外は 全て消えてしまい、作り直しとなりました……。
せっかく積み上げてきたデータですから、末永く使うためにもデータ保存してからアップデートしましょう。
ATOKの単語登録辞書を追加する手順
1 画面下方の「あ」と表示されている箇所を右クリックします。
2 ATOKメニュー(M)をクリックします。
3 プロパティ(環境設定)(R)をクリックします。
4 プロパティ登録編集(E)をクリックします。
5 現在の設定を登録(N)をクリックします。
6 名前(M)の欄に、ご自分の好きな名前を入力します。
例)テストと入力しました。
7 辞書・学習タブをクリックします。
8 辞書の追加・削除(A)をクリックします。
9 追加したい辞書を選び、追加(A)をクリックします。
10 削除したい辞書を選び、削除(R)をクリックします。
11 OKをクリックします。
12 詳細設定(D)をクリックします。
13 参照(S)をクリックします。
14 ファイル名(N)に自分の好きな名前を入力します。
15 開く(O)をクリックします。
16 OKをクリックします。
17 はい(Y)をクリックします。
18 OKをクリックします。
19 再度「あ」の所にマウスカーソルを合わせて右クリックします。
20 辞書メンテナンス(D)にマウスカーソルを合わせ、続けてジショユーティリティ(U)をクリックします。
21 単語登録がされていない辞書ができました。
22 辞書に、単語を登録していきます。
今まで使っていた別な辞書から単語ファイルを出力し、この真っ白な単語登録辞書に反映させたあとに登録単語の修正をしていくと、手間を省けて助かります。
ATOKに興味のある方は、以下からどうぞ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。この記事が、あなたの何かに役立てば幸いです。