素早く入力するために私が工夫していること

こんにちは。カナ文字工房です。
今回は、素早く入力するために私が工夫していることをお伝えします。
私は時々「PC入力がとても速いんでしょう?」と聞かれますが、そんなことはありません。
自分で一文字ずつ入力する早さは200文字程度ですから、同業者の中ではそれほど速いわけではないのです。
しかし入力が早くなくても自分が得意なことを生かせば、入力が早い人に追いつける可能性が高くなります。
それは足が速くないJリーガーが、試合の流れを読み取るのがうまいのを生かして上手にパスを受けられる場所に移動しておくとか、敵チームのディフェンスに備えるようにするといった工夫と似ていると個人的には思います。
この記事を最後まで読むと入力速度が速くなくても、ある程度素早く入力できるようになるための工夫が分かりますので、ぜひ最後まで読んでいただけたらうれしいです。
それでは、具体的な工夫例にまいりましょう。
単語登録を利用する
1 よく使う単語を登録する
短縮入力にすれば、とっても早くなります。
登録例) 「おは」→おはようございます
「w」→われわれ
2 あー、うー、えーと、あのーといった言葉を登録する
これらは主に素起こしで使います。
ー(長音)は入力しにくいですから、短縮入力で変換できるようにすれば、入力速度は格段にスピードアップします。
登録例)「え」→えーと
「あ」→あのー
「う」→うーんと
3 話者名を登録する
話者名は頻発しますので、短縮入力で変換できるようにしておくと便利です。
納品したあとは、IMEから消去しておきましょう。
登録例)「せ」→関
「や」→山田
4 助動詞、補助動詞を登録しておく
「~ございます」、「~ください」といった言葉は会議の案件では非常に多く登場します。
短縮入力で変換できるようにしておくと、入力がとても早くなるのでおすすめです。
登録例)ござい→ございます
ござし→ございまして
ござも→ございますけれども
そのほかの方法
予測変換を利用
予測変換機能を上手に使うことも有効です。入力中に変換候補が出た際、Tabキーを押すことで変換ができます。
最初は慣れないかと思いますが、回数こなすうちにはPCの使い方に慣れるかと思いますので、ぜひ試してみてください。
句読点変換の利用
句読点変換とは、句読点を押した瞬間に文字変換が行われるという、便利な機能です。
MS-IME、Google日本語入力、Atokなどの日本語入力システムで設定できます。
PC操作以外で工夫していることは以下の記事にまとめておりますので、合わせてお読みいただけたらうれしいです。
出典
・『新ワープロ速記法』(速記協会所蔵のPDFファイルに飛びます)
・『できる、仕事がはかどる文字入力高速化全部入り』(別記事に飛びます)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、あなたの何かに役立てば幸いです。
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