テープ起こし・文字起こし、手書き原稿の入力代行者、関 香奈枝

テープ起こし・文字起こしをして身につけた能力的なもの五つ

2021/04/15
 
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1977年11月、神奈川県横浜市生まれ。
地方公務員として保健所勤務、派遣社員として病院勤務を経て2013年9月起業。取材や講演会、セミナーなどの音声を文字化し、それらを活用したい人々に向けて文書を制作している。前職の経験を生かし、医療系、行政系を得意としている。趣味は洋裁、読書。

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1977年11月、神奈川県横浜市生まれ。
地方公務員として保健所勤務、派遣社員として病院勤務を経て2013年9月起業。取材や講演会、セミナーなどの音声を文字化し、それらを活用したい人々に向けて文書を制作している。前職の経験を生かし、医療系、行政系を得意としている。趣味は洋裁、読書。

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自己紹介 1977年11月、神奈川県横浜市生まれ。 地方公務員として保健所勤務、派遣社員として病院勤務を経て2013年9月起業。取材や講演会、セミナーなどの音声を文字化し、それらを活用したい人々に向けて文書を制作している。 前職の経験を生かし、医療系、行政系を得意としている。 趣味は洋裁、読書。

こんにちは。カナ文字工房の関香奈枝です。

今回は「テープ起こし・文字起こしをして身につけた能力的なもの五つというテーマで話を進めていきます。

世間ではテープ起こし・文字起こしをして身につく能力について、あまり語られていないように思います。私の場合、この作業を仕事としてやっていった結果、能力的なものが身についたように思ったので、それをまとめました。

もしこれからテープ起こし・文字起こしを仕事にしたい人は、読んでおくと何かに役立つかもしれません。

では、以下にご紹介しましょう。

1 感情を差し挟まずに言葉を聞くことができるようになる

発話内容を文字で記録することに、自分の考えを差し挟む余地はないです。

どんなにかみ合わない会話でも、正確に文字にすることが求められます。

そのためには、自分の考えや感情は横に置く必要があるのです。

心理カウンセラーの方々も自分の考えは横に置いてると聞くけど、私がしているのと似てるかは不明です。

ただ、一言一句を聞き取る訓練を日ごろからしていることで、相手の話を聞く際に自分の考えより相手の感情に寄り添うことにつながるかなと、個人的に思います。

2 意識せずに自分が書く文章の表記統一ができるようになる

テープ起こし・文字起こしの実務を1年ぐらいやったあと、自分の文章をJust right!(文章校正ソフトの一種)でチェックしたら、ほぼ表記揺れはなかったです。

以前、商業ライターの講師に文章の内容についてボロクソに言われたけど、唯一、表記統一だけは注意されなかったので、恐らくきちんとできていたのだろうと思います。

3 語句の検索力が身につく

実は専門用語が出てくるテープ起こし・文字起こしの作業では、所要時間の何分の1かは検索に費やしています。

テープ起こし・文字起こしでは、自分が知らない言葉が出てきたからといって「知りません」で済ませるわけにはいきません。

できるかぎり、語句を検索していく必要があります。

そして実務で検索を続けていくと、語句の検索力が身につきます。

ちなみに検索したい語句がヒットしないとき、まずは聞こえたとおりにカタカナ入力するとGoogle先生が「もしかして○○?」と候補語句を出してくれることがあります。

そしてその「もしかして○○?」が正解なことも多々あります。

複数の言葉と組み合わせるなどして工夫すると候補の語句を見付けることができますので、諦めずに検索してみることも大切です。

4 語彙(ごい)と話し方のバリエーションが増える

多くの人の場合、自分の身の回りで多く触れた言葉を無意識に使って生活しています。

でも一人の人が生活の中で聞く言葉って、そんなに多くはありません。

いつも同じようなリズムで暮らしていると、聞く内容も、イントネーションも一定のものに限られてしまいます。

でもテープ起こし・文字起こしの場合は、さまざまな声を聞きます。

その結果、語彙(ごい)と話し方のバリエーションが増えるのです。

私自身、コミュニケーションがそれほど得意ではないのですが、話し方の上手な人のトーンやイントネーションなどの表現の幅が広がりまして、非常に助かっております。

特に人前で何か話してくださいと言われたとき、以前だと稚拙なことしか言えなかったのが、少しは大人の内容で語れるようになった気がします。

今後も実務をとおして、語彙(ごい)と表現力を身につけていきたいと思います。

話し方の改善にテープ起こし・文字起こしを役立てる方法を別記事でご紹介していますので、合わせてお読みいただけたらうれしいです。

自分の話し方に自信がない人、必見!人さまの声を自分でテープ起こし・文字起こしすると自分の話し方を改善でき、人前で話すことに自信が持てるかも?

5 方言の聞き取り能力が上がる

私は神奈川県横浜市の出身で、広く日本全国からさまざまな地方からやって来た方々をお迎えする立場であるため、いろいろな地域のイントネーションなどを聞く機会に恵まれていました。テレビでは方言を売りにしているお笑い芸人さんもいることから、聞き取りの練習にとても役立ったのです。

また、方言を聞くことが好きなことも幸いしました。しかし、一つ一つの細かい用語の聞き取りとなると分からないことも多くあります。

テープ起こし・文字起こしでは方言の案件も多くあることから、それらを避けているわけにもいきません。

実務を続けていくうちに、聞き取れる内容も増えてきました。自分の場合は親類が北関東に住んでいることもあって、北関東から仙台あたりまでの方言は比較的聞き取りやすかったです。

一番苦手なのは口をあまり開かないで話す方言の聞き取りでしたが、それでも実務をこなしていくうちにはそこそこ聞き取れるようにはなってきました。

ただし、あまりにも方言のくせが強い地域の場合は、その土地のネイティブに聞き取ってもらったほうが原稿の精度が上がると思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事が、あなたの何かに役立てば幸いです。
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自己紹介 1977年11月、神奈川県横浜市生まれ。 地方公務員として保健所勤務、派遣社員として病院勤務を経て2013年9月起業。取材や講演会、セミナーなどの音声を文字化し、それらを活用したい人々に向けて文書を制作している。 前職の経験を生かし、医療系、行政系を得意としている。 趣味は洋裁、読書。

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