日本語テープ起こし・文字起こしのコツのまとめ

こんにちは。カナ文字工房です。
今回は「日本語テープ起こし・文字起こしのコツのまとめ」というテーマで話を進めていきます。
この記事を最後まで読むと、テープ起こし・文字起こしのコツの一部を理解できるようになります。
あくまで今回は私個人のものをまとめていますので、あなたがご存じの方法が記載されていない場合もありますので、ご了承ください。
さて、私が思うテープ起こし・文字起こしにおけるコツとはどんなものなのかを解説していきましょう。
目次
音声や映像、書き起こしソフトに関する困ったときの対処法を知っておきましょう
動画用テープ起こし・文字起こしの際に知識として知っておくと便利なことがあります
PCや仕事道具のメンテナンスをしたり、作業場所の環境を整えたりしましょう
できるだけ健康状態を維持できるように、セルフケアを行いましょう
まずは機材をそろえましょう
さっそく書き起こし作業をしたいところですが、PCと録音機材だけで作業する場合、音声を再生・停止・巻き戻し・早送りをするのにPCのキーボードからいちいち手を離すことが多くなり、作業時間が音声のコントロールのために多くかかります。
書き起こし作業に役立つ機材があるので、まずはそれらをそろえましょう。
無料・有料のものがありますが、ご自分の予算の範囲を考えてそろえてみてください。
もしあなたが取りあえずテープ起こし・文字起こしをしていくのであれば、以下のみで十分です。
テープ起こし・文字起こしに必要なものと、あると便利なもの
・PC
・外付けキーボード
・マウス
・書き起こしソフト(Windows用は、こちら)(Mac用は、こちら)
・耳を覆うタイプのヘッドホンまたは耳穴式イヤホン
以下は、特大サイズの耳を覆うタイプのヘッドホンを使う場合におすすめです。
特に夏場、イヤーパッドが当たる耳の周りが汗だらけになってしまうことを防ぎ、快適な作業ができます。
・ヘッドホンカバー(自作方法をご紹介しています)
既製品が欲しい方向けに以下を検索しましたが、私は使ったことがないので使用感は分かりません。
直接購入するなら、以下もあります。
ヘッドホンカバー(LL教室用)
http://www.mask.co.jp/osato/kaishagaiyou/oosatoseihin/headphone/headphone01.htm
音声や映像、書き起こしソフトに関する困ったときの対処法を知っておきましょう
音声や映像、書き起こしソフトに関する困ったときの対処法を知っておきましょう
さまざまな理由で、音や映像に関するお困り事が出てくることがあります。
私が経験したのはおおむね以下のような状況ですので、参考にどうぞ。
・せっかく積み上げたATOKの単語登録データ、アップデート時に失わないようにバックアップしておく
表記で注意することを事前に知っておくと便利です
テープ起こし・文字起こしでは漫然と文字を表記するのではなく、一定のルールや準拠する辞書に沿って入力していく必要があります。
以下は、多くの書き起こし現場で求められる知識をまとめています。
PCやソフトの機能を使いこなしましょう
せっかく道具をそろえても、使いこなせなければ宝の持ち腐れになってしまいます。
PCやソフトの機能を覚えて使ってみると、全く工夫しなかったときよりも作業効率が上がることに驚かれると思います。
・ファンクションキーを使わない場合のショートカットキーの使い方を知っておく
・日本語入力システムが意図せず急に変わってしまったときの対処法を知っておく
・入力中に急にタスクバーの表示位置が変わって焦ったときの対処法を知っておく
動画用テープ起こし・文字起こしの際に知識として知っておくと便利なことがあります
動画用テープ起こし・文字起こしの際に知識として知っておくと便利なことがあります
動画の発話内容をテープ起こし・文字起こししてテロップや字幕に利用したり、ブログと動画を同時に配信する方が増えてきました。
日本語をただ映像に貼り付ければ問題ないように思われますが、実はちょっとしたことに気を付けることで文字化された発話内容を効果的に使うことができます。
以下は聴覚障害者用日本語字幕製作をした者の立場から発信していますが、参考にしていただけたらうれしいです。
・動画のテロップを映画の字幕のように使う場合に気を付けたいこと四つ
PCや仕事道具のメンテナンスをしたり、作業場所の環境を整えたりしましょう
PCや仕事道具のメンテナンスをしたり、作業場所の環境を整えたりしましょう
せっかくさまざまな知識や技能を身につけても、作業と合わない環境だとテープ起こし・文字起こしが進みません。
ご自分に合ったお部屋やPC環境、仕事道具をメンテナンスして衛生的で快適に過ごせる空間を作る必要があります。
以下は私が実際に行っている工夫ですが、ご自分に合った方法を各自考えてみるのも楽しいですね。
・苦手な声質の音声を手がける場合、音声を編集したり笑顔の写真を見て心を整える
できるだけ健康状態を維持できるように、セルフケアを行いましょう
できるだけ健康状態を維持できるように、セルフケアを行いましょう
締め切りが近づいていたり音声そのものが自分に興味のある内容だったりするとテープ起こし・文字起こしに集中し過ぎてしまうことがありますが、過労を防ぐために一定程度の休憩やリラックスできることを、積極的に取り入れていく必要があります。
平成一桁の時代に「24時間、戦えますか?」なんてCMソングが流れていましたが、人間は機械ではありませんので24時間連続で働き続けることなどできるわけがないのです。
(著作権的に公開できるURLがなかったので、もしあなたがどんな歌か興味がありましたら『勇気のしるし』、リゲインなどで検索してみてください)
以下は私が実際に行っている工夫ですが、あなたには違う工夫が合うかもしれませんのでご自分で探してみるのも大切です。
・肩こりや腰痛を防ぐために、椅子にドライブ用クッションを使う
・思い出し怒りをして集中できない場合には、体幹トレーニングを行う
まとめ
さまざまな対処法や先に知っておくと便利なことを学習しておくことで、効率よく作業をすることができます。
この記事には私なりの方法をご紹介しました。
この仕事には完全な正解はないので、ご自分なりの方法を試行錯誤で見付けることも大切だと思います。
もしほかにも注意点がありましたら、何らかのかたちでシェアいただけるとうれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、あなたの何かに役立てば幸いです。