文字起こしと聴覚障害者用日本語字幕製作者

日本語テープ起こし・文字起こしのコツのまとめ

2020/08/25
 
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自己紹介 1977年11月、神奈川県横浜市生まれ。 地方公務員として保健所勤務、派遣社員として病院勤務を経て2013年9月起業。取材や講演会、セミナーなどの音声を文字化し、それらを活用したい人々に向けて文書を制作している。 前職の経験を生かし、医療系、行政系を得意としている。 趣味は洋裁、読書。

こんにちは。カナ文字工房の関香奈枝です。今回は「日本語テープ起こし・文字起こしのコツのまとめ」というテーマで話を進めていきます。

この記事を最後まで読むと、テープ起こし・文字起こしのコツの一部を理解できるようになります。あくまで今回は私個人のものをまとめていますので、あなたがご存じの方法が記載されていない場合もありますので、ご了承ください。

さて、私が思うテープ起こし・文字起こしにおけるコツとはどんなものなのかを解説していきましょう。

まずは機材をそろえましょう

さっそく書き起こし作業をしたいところですが、PCと録音機材だけで作業する場合、音声を再生・停止・巻き戻し・早送りをするのにPCのキーボードからいちいち手を離すことが多くなり、作業時間が音声のコントロールのために多くかかります。書き起こし作業に役立つ機材があるので、まずはそれらをそろえましょう。無料・有料のものがありますが、ご自分の予算の範囲でそろえられると良いです。

もしあなたが職業としてでテープ起こし・文字起こしをしていくのでなければ、以下のみで十分です。

・PC
・外付けキーボード
・マウス
・書き起こしソフト(Windows用は、こちら)(Mac用は、こちら
・ヘッドホンまたはイヤホン

もし、あなたが職業としてテープ起こし・文字起こしをしたいのであれば、以下もおすすめです。特に直接営業して仕事を得たい人は、音声関係の機材やソフトを持っておかれると良いでしょう。登録会社のお仕事のみをする場合は、登録会社が音声編集に応じてくれる場合もあるので必須ではありませんが、持っていると便利です。

・USBフットスイッチ

・ゲームパッド(フットスイッチを踏めない人向け)

・音声編集ソフト

・外付けイコライザー

以下は、特大サイズの耳を覆うタイプのヘッドホンを使う場合におすすめです。特に夏場、イヤーパッドが当たる耳の周りが汗だらけになってしまうことを防ぎ、快適な作業ができます。

・ヘッドホンカバー(自作方法をご紹介しています)

既製品が欲しい方は、以下が良いようです。

 

直接購入するなら、以下もあります。

ヘッドホンカバー(LL教室用)
http://www.mask.co.jp/osato/kaishagaiyou/oosatoseihin/headphone/headphone01.htm

 

音声や映像に関する困ったときの対処法を知っておきましょう

さまざまな理由で、音や映像に関するお困り事が出てくることがあります。私が経験したのはおおむね以下のような状況ですので、参考にどうぞ。

・動画や音声が再生できない

・話者の聞き分けがうまくできない

・雑音や環境音のために発話が聞こえにくい

・イヤホンやヘッドホンの片耳でしか音声が聞こえない

 

表記で注意することを事前に知っておくと便利

テープ起こし・文字起こしでは、ただ文字を表記すればいいわけではなく、一定のルールや準拠する辞書に沿って入力していく必要があります。以下は、多くの書き起こし現場で求められる知識をまとめています。

・人名表記の表記

・カタカナ語の表記

・旧字体の表記

・擬音語、擬態語の表記

・文字表記を統一する

機能を使いこなす

・Wordの検索と置換機能とマクロをフル活用する

・単語登録をしておく

・Altキーを利用する

ケバ取り、ケバを残した素起こし、それぞれ起こし方の注意点

ケバ取りの場合、ケバを残した素起こし表記によって注意点は違います。あくまで個人的なものではありますが、それぞれ解説していきます。もしほかに注意点がありましたら、何らかのかたちでシェアいただけるとうれしいです。

ケバ取りする場合、そもそも何がケバであるかを理解しておく

ケバとは、えー、あー、あのー、などの無意味語、口ぐせ、言いよどみ、繰り返し出てくる言葉などのことです。(ちなみに、無意味語は英語ではフィラーと呼ばれています

ケバとなる言葉を理解しておくことで省けば良い言葉がわかり、作業が速くなります。

無意味語

・えー、あのー、そのー、えーと、うーんと

口ぐせとして出やすい言葉

・何て言ったらいいんだろう
・要するに
・やっぱり
・だから
・なんか

ほか、繰り返し出てくる言葉は意味が分かる程度に省きます。

・どんどん、どんどん、どんどん、どんどん → どんどん、どんどん
・若いとき上京、私は学校へ行くのに上京しました。 → 若いとき、私は学校へ行くのに上京しました。

ケバを付けた、素起こしの注意点

ケバを付けた、素起こしでは限界までしっかりと音声を聞いて、聞き漏らしがないように注意深く、音声を2回、3回と聞き直して発話を文字にしていきます。「聞き漏らしてなるものか!」と食らいついていく粘り強さが必要です。言ってみれば、昭和の精神論みたいな感じでしょうか。

聞こえにくい音声であれば、音声編集をするか、外付けイコライザーを使って、なるべく聞きやすい音声にして作業することで、完全ではないものの、聞き漏らしを防ぐことができます。そのほかは、根性で仕事をしていくしかないのかなというのが私個人の感想です。

まとめ

さまざまな対処法や先に知っておくと便利なことを学習しておくことで、効率よく作業をすることができます。この記事には私なりの方法をご紹介しましたが、この仕事には完全な正解はないので、ご自分なりの方法を試行錯誤で見付けることも大切だと思います。

もしほかにも注意点がありましたら、何らかのかたちでシェアいただけるとうれしいです。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。この記事が、あなたの何かに役立てば幸いです。

私は、以下の方々へテープ起こし代行サービス、手書き原稿からの文字起こしサービス、字幕制作サービスを提供しております。得意分野は行政、福祉、医療分野(特に看護、栄養)ですが、どんな分野の案件でも承っております。

・テープ起こしをしてみてきつかった
・時間がなくて最後まで作業できない
・自分で作成した原稿のチェックをしてほしい
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このような方は当事務所までご相談ください。ご連絡、お待ちしております。

お問い合わせ:お問い合わせフォーム、電話、ファクスより承ります。
作業依頼:お見積もり、依頼フォームより承ります。

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自己紹介 1977年11月、神奈川県横浜市生まれ。 地方公務員として保健所勤務、派遣社員として病院勤務を経て2013年9月起業。取材や講演会、セミナーなどの音声を文字化し、それらを活用したい人々に向けて文書を制作している。 前職の経験を生かし、医療系、行政系を得意としている。 趣味は洋裁、読書。

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