テープ起こし・文字起こし、手書き原稿の入力代行者、関 香奈枝

関 香奈枝の、詳しいプロフィルをお伝えします。

2021/03/31
 
この記事を書いた人

1977年11月、神奈川県横浜市生まれ。
地方公務員として保健所勤務、派遣社員として病院勤務を経て2013年9月起業。取材や講演会、セミナーなどの音声を文字化し、それらを活用したい人々に向けて文書を制作している。前職の経験を生かし、医療系、行政系を得意としている。趣味は洋裁、読書。

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1977年11月、神奈川県横浜市生まれ。
地方公務員として保健所勤務、派遣社員として病院勤務を経て2013年9月起業。取材や講演会、セミナーなどの音声を文字化し、それらを活用したい人々に向けて文書を制作している。前職の経験を生かし、医療系、行政系を得意としている。趣味は洋裁、読書。

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自己紹介 1977年11月、神奈川県横浜市生まれ。 地方公務員として保健所勤務、派遣社員として病院勤務を経て2013年9月起業。取材や講演会、セミナーなどの音声を文字化し、それらを活用したい人々に向けて文書を制作している。 前職の経験を生かし、医療系、行政系を得意としている。 趣味は洋裁、読書。

こんにちは、カナ文字工房の関 香奈枝です。

私は2013年9月起業。

取材や講演会、セミナー、映像などの音声を文字化し、それらを活用したい人々に向けて文書や映像字幕を制作しています。

今回は、詳しいプロフィルをお伝えします。

子どものころの私

今でこそそれなりに言葉を話せますが、私は子どものころ言語発達の遅れがあり、言葉が出始めるのが遅かったです。

専門家によって言語の遅れが判定されたとき、私は4歳でした。

そのころ私の言語能力は2歳程度で、実年齢から2年分の遅れがあったそうです。

そして療育を受け、遅れた2年分と年齢相応になるための1年分の計3年分を1年間かけて訓練し、ほかの子どもと遜色なく話せるようになりました。

しかし話せるようになっても、話すことそのものに全く自信がありません。

私は劣等感でいっぱいになり、いつしか周囲に自信がないことを隠すようになりました。

授業中はなるべく手を挙げないようにし、また話し合いの場では書記を担当しました。

これなら、私がほかの人に対して劣等感があるとばれないからです。

両親が通わせてくれた英語教室がきっかけで、自信を持つ

そんな私にも、言葉を話すことに自信を持てる体験がありました。

両親が英語教室に通わせてくれたのです。

英語はほかの子も初めて覚えるので、劣等感を抱かずに勉強できることが私にとって何よりも幸せでした。

私が英語学習を楽しんでいることを講師の先生も感じ取ったのでしょうか、あるときスピーチコンテストに私を出場させてくれました。

先生は熱心に私を鍛えてくださり、そのおかげで見事3位を取ることができたのです。

日英通訳者になりたかったけれど……

このことで、私は日英通訳者になりたいと思うようになりました。

英語学習はますます好きになり、学校の勉強にも力が入りました。

しかし中学3年のときに膠原(こうげん)病となり、体調維持のために紫外線を避けねばならなくなったのです。

外出の多い通訳では紫外線を避けきれず、自分は体調を崩してしまう……。

自分の体は通訳に不向きなので諦めました。

自宅で働く翻訳家も興味がありましたが、両親に「家で働くなんて、礼儀が学べないから駄目。外に働きに行かなきゃ」と反対されたので、自分のやりたい気持ちを封印し、いつしか語学学習そのものもやめてしまいました。

誰かの言葉を伝えたい私は、部活動でラジオドラマ制作をしたが……

心の底で私は、誰かの言葉を伝えたかったのでしょう。

高校時代は放送部に所属し、ラジオドラマを作りました。

先輩の作ったシナリオを手直ししたり、演劇部と共同で録音をしたり、作ったドラマで地区大会1位を取れたことも、今では懐かしい思い出です。

けれど放送業界は体力的にハードな業界。

私のような者には不向きなので、別なことを仕事にする必要があると考えました。

高校卒業後は語学と関係のない、地元の行政事務の仕事に就いたのです。

行政職員となったあとも……

行政職員となっても、誰かの言葉を伝えたい希望が心のどこかにあったのでしょう。

外国人のお客さまが来れば積極的に辞書を片手に片言の英語で話したり、聞こえないお客さまとは筆談で対応したりしてきました。

これらの経験からお客さまにとって分かりやすい表現とは何か、どうしたら伝わるのかといったことも訓練され、お客さまに「ほかの職員の説明より、あなたの説明のほうがよく分かりました。

ありがとう」とお褒めをいただくことで、実は自分は人に分かりやすく伝えられるという自信にもつながりました。

聞こえない人たちとの出会い

お勤めしている間に、耳が聞こえないことによる困難さを垣間見ることがありました。

例えば以下のような困難さがあります。

・周囲の人に声を掛けられても気付かず、無視したと誤解され孤立してしまう
・警報音が分からないために危険な目に遭ってしまう
・電車に乗っていて事故が起きてもアナウンスが聞こえないので何が起きているか分からなくて不安
・テレビや映画を聞こえる人と一緒に見ても自分だけ楽しめなくて、さびしい

私自身も言葉がうまくしゃべれず自分だけ訓練をしたり、膠原病を発病して一人だけ周囲と違うことをしなければならずさびしさを感じていたので、自分だけ蚊帳の外に置かれたような感じは理解できる気がしました。

そして、このままお客さまの対応ができればと思っていました。

行政職員を続けられないと感じるようになってきた

けれど組織に属している以上、自分の希望が全てかなうわけではありません。

ある年の人事異動で、外国人や聞こえない人は来ない部署に配属されたのです。

今までの経験が全く役立たないのは、私にとってとてもつらいことでした。

また慣れない仕事で体調を崩し、周囲との関係にも悩みました。

周囲の人たちにとって、私はお荷物でしかなかったのではないかと思います。

私は周囲の人と関係を改善したくてコミュニケーション方法について学習したり、訓練を受けたり、医療にかかったりしました。

しかし体調はさらに崩れ、最後には周囲の人たちに全く相手にされなくなり、つらくなった私は逃げるようにその仕事を辞めました。

行政職員退職者には例外を除き、ほとんどの場合は失業手当が出ません。

雇用保険の適用除外とされているからです。

仕事を辞めると収入が全くなくなってしまうので、すぐに次の仕事を探す必要があります。

ところが行政の仕事しかしたことのない私は、すぐに仕事を見つける必要があるのにも関わらず、一体何から手を付けたものか分からず、進路をなかなか決められないでいました。

仕事を地位や安定だけで選んで失敗してしまったことを悔やみ、また周囲から役立たず扱いされたことで自信を失い、次へ進むことができずにいたのです。

職を失ったその後に気付いた本音

進路を考えようとして自分の棚卸しをして、私は誰かの言葉伝えたかったのだと思い出しました。

しかし、そのとき既に30代半ば。

そこから言語習得をして仕事をするのは、現実的ではありません。

どうしたものか、迷走する日々が続きました。

聴覚障害者用日本語字幕製作の仕事を知る

その後、運よく福祉関係者から「聴覚障害者用日本語映像字幕製作の仕事があるよ。日本語が分かればできるよ。制作には公文書作成のときの知識が役立つよ」と教えられました。

聴覚障害者用日本語映像字幕とは、聞こえない人たちに対し日本語の映像に日本語の文字で内容を伝え、情報を保障するものです。

行政職員のとき公文書作成の研修を受けていましたし、当時進路に困っていた私には、大変ありがたい話でした。

興味を持った私は講習会を受講し、縁あってお仕事にも恵まれました。

座学で習ったことは書き起こしのみの仕事にもつながり、現在では聞こえない人に映像を楽しんでもらうための字幕製作の仕事と、講演会やインタビューなどの書き起こしのみの仕事を続けています。

そして現在

結局私は日英通訳者にはなれませんでしたし、外国語は今でも分かりませんが、誰かの言葉を伝えたいという夢はかなったのです。

これからも、日本語音声を文字で伝えられればと思っています。

実績としては、講演会やセミナー、議事録作成のための文字起こし、公開された映画・大学の授業・ドキュメンタリーの聴覚障害者用日本語映像字幕制作があります。

私の力は微力ではありますが、音が聞こえないために映像や音声の内容をみんなと一緒に理解できずさびしい思いをしている人たちに、また一瞬で消えてしまう音声内容を文字で残しておきたい方々に、音声や映像内の言葉・音情報を文字化するお手伝いができれば幸いです。

趣味は手芸、心理学系の本を読むことです。

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自己紹介 1977年11月、神奈川県横浜市生まれ。 地方公務員として保健所勤務、派遣社員として病院勤務を経て2013年9月起業。取材や講演会、セミナーなどの音声を文字化し、それらを活用したい人々に向けて文書を制作している。 前職の経験を生かし、医療系、行政系を得意としている。 趣味は洋裁、読書。

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