私は方言を聞くのが大好きです。そのきっかけになったこととは?

こんにちは、カナ文字工房です。
今日は、私は方言を聞くのが大好きです。そのきっかけになったこととは?というテーマで話を進めていきます。
関東で生まれてずっと関東で暮らしている私にとって、方言とはテレビやラジオで聞くものがほとんどで、生活の中で方言を使って暮らすことは少ないです。
関東にも方言はありますが、あまり意識していません。
ですから、もしかしたら無意識で方言を使っているかもしれません。
小学校に上がる前までは、全然興味もありませんでした。
でも、あることがきっかけで、方言を聞くのがとても好きになりました。
その原点は、小学校1年生のとき。
京都から転校生がやってきて、足し算の答えを言うときのことでした。
関東の言葉とは違う、京都のアクセントで「3+3=6です」と言う彼女を見て、クラスメートたちが「おい、話し方が違うだろう」「ええ?アクセントが変」などと陰口を言う中で、私は思ったのです。
「話し方が、きれいだなあ。
同じ日本に住んでいても、地域によって話し方が違うんだ」
京都のアクセントで聞くその算数の答えは、私にはとても美しい響きだったのをよく覚えています。
それ以来、さまざまな地域の方言を聞くことが楽しみになりました。
地方からの転校生がいれば、今までいた地域の言葉を教えてもらっていたものです。
地方公務員として仕事で日本全国に電話をするときも、電話越しに方言を聞くことがとても楽しかったのを覚えています。
そしてその経験が、今の仕事に役立っています。
もう会うことのない、今まで出会った人たちに、言いたい。
ありがとう。
あなたたちから聞いた方言を糧に、私は仕事をしています、と。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、あなたの何かに役立てば幸いです。